ICA とは何ですか?
ICA は「Independent Computing Architecture」の略で、リモート デスクトップ環境での画面共有に使用されるプロトコルです。 これはCitrix Systemsによって開発され、同社のVDI(仮想デスクトップインフラストラクチャ)製品であるXenDesktopと、application仮想化製品であるXenAppで利用されています。これらの仮想デスクトップおよびapplicationsにICA経由で接続するために、CitrixはCitrix Receiverと呼ばれるクライアントapplicationを提供しています。 ICA を活用することで、クライアント オペレーティング システムとapplicationsのサーバー側での実行が集中化され、クライアント デバイスは画面データのみを受信するようになります。これは、サーバーベース コンピューティングと呼ばれるアーキテクチャです。
ICA の主な機能の 1 つは、ネットワーク帯域幅の使用量を最小限に抑え、WAN 接続でもスムーズな画面レンダリングを可能にすることです。 さらに、Citrix Receiver は、PC、タブレット、スマートフォンなど幅広いデバイスをサポートしており、従来のコンピューターだけでなくモバイル デバイスからも Windows 環境などの仮想デスクトップにアクセスできます。
F5 BIG-IP アクセス ポリシー マネージャ (APM)には ICA プロキシ機能が含まれており、リモート アクセスシナリオで XenDesktop および XenApp を安全に使用できます。