今日は「ギビング・チューズデー」です。国際的な寄付運動へと発展したこの特別な日を記念して、寛大な心と思いやりの精神を称える日がやってきました。また、このギビング・キャンペーンを支えているスーパーパワーたち、つまりこの日を成功に導いた各組織の素晴らしい社員たちの活動も見てみましょう。
F5では、「ギビング・チューズデー」を1週間にわたってお祝いしました。これは、当社の最も重要なギビング・キャンペーンの1つとなっており、世界中の何百もの非営利団体にプラスの結果をもたらしています。
当社では、毎年ギビング・チューズデーに社員が個人的に情熱を傾けている活動に寄付し、その理由を話してもらうことを奨励していますが、社員たちは素晴らしい形で応えてくれました。例えば、昨年は45か国で働く数千人ものF5社員がギビング・チューズデーに参加し、世界各地の1,800の団体に合計58万ドルを寄付しました。
今年、私は個人的に、小児期のトラウマや不幸な出来事への対処を専門とする非営利団体のChildhavenを支援することにしました。Childhavenは、複数の世代に焦点を当てた、トラウマについて知ることのできる幅広いプログラムを提供しており、子どもたちの人生を大きく変えています。
これは数千に及ぶ活動の1つにすぎません。F5の社員にはさまざまな経験と情熱があります。社員たちが支援する非営利団体の幅広さを目の当たりにし、その活動がなぜ彼らにとって意味のあるものなのかを知ることは心温まるものです。
自閉症の人の支援、絶滅危惧種の野生動物の保護、経済的に恵まれない女性の機会向上など、社員一人ひとりの「変化を起こしたい」という願いが、このキャンペーンを成功に導いているのです。
この重要なキャンペーンも3年目を迎えていますが、私は社員たちがこの取り組みで見せる寛大さと広い心にいつも驚かされています。
当社のCEOであるFrançois Locoh-Donouは、「ギビング・チューズデー」を振り返ってこう語っています。「私たちが集まれば大きな海になります。皆さん一人ひとりがこの集まった力に貢献しているのです。世界中の人々が集い、与える喜びを称えることができるこの特別な日にF5の社員が大きな影響をもたらしたことを誇りに思います。」
当社の社員はまさにスーパーパワーです。製品やサービスを成功に導くだけでなく、より公平で、何かが起きても立ち直り、思いやりのある世界を実現する鍵となる、人のことを一番に考える精神を受け入れています。
F5の社員の個人的なストーリーと、その社員にとってのギビング・チューズデーの意義を以下でご紹介します。私と同じように、皆さんにもこれらのストーリーを楽しんでいただければ幸いです。
素敵なギビング・チューズデーとなりますように!
Anshu Anchit、F5シニア スクラム マスター(インド)
支援している団体:Nirmaan AVANTI Women Skill Development。この団体は、経済的に恵まれない家庭の女性が経済的および社会的自立に必要なスキルと自信をつけるための支援を行っています。
この活動に情熱を注ぐ理由:「私は10代の頃から、経済的に恵まれない家庭、特に女性が奮闘する姿を目の当たりにしてきました。私が通っていた学校では、女性は長時間懸命に働いても、スキルがないために収入はあまり得られませんでした。インドでは女性が全人口の半分を占めているので、女性が働けば、経済は発展すると常々考えています。男女不平等、男女格差、栄養失調、社会的依存など、女性に関する問題に取り組まない限り、社会の改善や成長は望めないと思います。」
支援する理由:「社会に恩返しをすることほど、やりがいのあることはありません。恩返しをすることで、思いやりの気持ちと社会に対する責任感が高まります。また、恩返しを直接行うことは、特にリソースが最善の形で活用された場合には、大きな満足感を得ることができます。」
Paula Gomez、F5 EIGプログラム マネージャー(メキシコ)
支援している団体:Diagonal 45。この団体は、45歳以上の人々が失業したりキャリアを中断したりした後に、労働力として復帰できるようサポートしています。
この活動に情熱を注ぐ理由:「私は、世界の誰もが、年齢、民族、性同一性、ハード スキルやソフト スキルなどに関係なく、みんなと分かち合えるものをたくさん持っていると信じています。人々に奉仕し、人が世の中に対して自分が持つ「特別なギフト」を自分で見つけられるように支援することは素晴らしいことです。私は普段の関わりの中で、人々が行き詰まりを感じていることに気づきます。自信を失くしたというのがよくある理由ですが、そのことが自分の才能を発揮して自己アピールする能力に影響を与えています。時には、安全な場所と適切な励ましがあれば、人と再びつながりを持つことができます。それをこの目で見られることは、人生が私に与えてくれた特権です。」
支援する理由:「これについては、私の好きなJane Goodallの言葉を借りたいと思います。『What you do makes a difference, and you have to decide what kind of difference you want to make.(あなたの行いは変化をもたらす。だから、どんな変化をもたらしたいかを決めなければならない。)』」
Jamal Jeremiah、F5プログラム マネージャー(米国)
支援している団体:Washington Ethnic Studies Now(WAESN)。この団体は、ワシントン州のすべての学校に民族学を導入し、人種差別反対主義の教育者が黒人や先住民、有色人種の歴史や生活体験を中心に教える授業を行うことを目標に取り組んでいます。
この活動に情熱を注ぐ理由:「有色人種の生徒たちに自分たちの歴史を正直に表現したカリキュラムを提供するために、学校での民族学を支持する声が草の根的に広がっています。私はワシントン州在住で、学校に通う1歳と4歳になる2人の黒人の息子を持つ父親です。息子たちと友人、その友人の友人、そしてその間にいるすべての人が、WAESNが作ろうとしているような教育システムの中で成長することができたら、どんなに素晴らしいことでしょう。」
支援する理由:「何かを愛しているからこそ、お返しをすることが大切だと思います。それが人であろうと活動であろうと、コミュニティ全体であろうと関係ありません。何かを好きになったら、自分が支援できることをするだけです。」
Anjuli Lam、F5シニア テクニカル ライター(米国)
支援している団体:Densho。この団体は、第二次世界大戦中に不当に収容されていた日系アメリカ人による口述歴史を記録しています。
この活動に情熱を注ぐ理由:「日本語で「Densho(伝承)」とは、「次世代に引き継ぐこと」または遺産を残すことを意味します。F5の社員インクルージョン グループは、私にアメリカの歴史の醜い部分について再考し、多くの場合でより深く掘り下げることを勧めてくれました。Denshoのような組織は、次世代の人々がアジア系アメリカ人の体験を理解し、より良い未来を築くうえで非常に重要な存在です。個人のストーリーを振り返ってこうした体験に共感することで、同じ過ちを繰り返さないようにし、不当な出来事が起こった後ではなく、その最中により良く認識できるようになります。」
支援する理由:「私は、日系アメリカ人の過去の出来事を次世代に向けて残すという大切なプロジェクトに時間と専門知識を捧げている組織を支援したいと思っています。Denshoのような組織からは多くのことを学ぶことができますが、アーカイブ作業を続けるためには私たちのサポートが必要です。」
Galit Lendner、F5経理マネージャー(イスラエル)
支援している団体:ALUT。この団体は、イスラエルの自閉症を抱える人たちの幸福、リハビリ、経済的地位、将来を確保するために活動しています。
この活動に情熱を注ぐ理由:「私は幼い頃、自閉症の人たちと関わる機会がありました。近所の人が自閉症の子供たちのための学校を管理していたのですが、しっかりとしたサポートを受けることで、その子供たちがどれだけ改善するかという話に魅了されました。」
支援する理由:「支援を行うと、とても大きな見返りがあります。私は今、毎週のようにお年寄りに対してボランティア活動を行っていますが、返ってくる感謝の言葉や愛情はいつも嬉しいものです。」
Chris Meredith、F5シニア ソリューション エンジニア兼F5退役軍人社員インクルージョン グループ共同議長(米国)
支援しているの団体:USO Northwest。この団体は、アメリカの軍人が国家に奉仕する間、家族や家、国とのつながりを保つことで、彼らをサポートしています。
この活動に情熱を注ぐ理由:「1992年から1998年までアメリカ海軍に所属していた私は、シカゴやオーランドの空港で天候により遅れが出たとき、空港内にある地元のUSO支部に毎回立ち寄っていました。そこにはフレンドリーなスタッフがいて、温かいコーヒーと快適な休息場所があり、アメリカ中を移動する他の軍人たちと会ったことも数えきれないほどです。USOで過ごしたこれらの思い出は私に大きな喜びを与えてくれました。この個人的な体験だけでなく、ここF5での他の多くの退役軍人たちの同じような経験から、今年のギビング キャンペーンではNorthwest USOを選びました。」
支援する理由:「兵役で得たチームワーク、仲間意識、そして「家族」という感覚が、何らかの形で地域社会に恩返しをしたいという気持ちにつながっているのだと思います。時間を提供する人もいれば、現金を寄付する人もいます。私の場合は、その両方を少しずつ行っています。」
Sophie Paton、F5オフィス アドミニストレーター(オーストラリア)
支援している団体:Lifeline Australia。この団体は、精神的苦痛を感じているオーストラリア人に、24時間体制の危機管理サポートと自殺防止サービスを提供しています。
この活動に情熱を注ぐ理由:「COVIDをきっかけにLifelineのサービスへの需要は急増しました。「ニュー ノーマル」に移行しつつある今、パンデミックが残した精神的および経済的な影響を目の当たりにしています。人々の生活はがらりと変わり、この次の段階と世界中で起きているメンタル ヘルスの危機を乗り越えるためには多くのサポートが必要となります。Lifelineは無料かつ秘密厳守で24時間365日利用できる重要なサービスです。Lifelineには、30秒ごとに助けを求める人からの電話がかかってきます。これからやってくるホリデー シーズンは例年需要が高まるため、Lifelineにはできる限りの支援が必要だと思います。」
支援する理由:「動機は本当に単純です。人を助けると気分が良くなるからです。COVIDは、人は一人では生きていけないことを証明してくれました。これまでの人生で受けたすべての支援に感謝しています。人生ではいつ困難に見舞われ、必要とされるかわかりません。ですから、できる限りの支援をしようと思っています。」
Stephen Spillane、F5オフィス マネージャー(アイルランド)
支援している団体:Movemberです。この団体は、前立腺がんや精巣がん、男性の自殺など、男性の健康問題に対する意識向上のために、毎年11月に口ひげを生やすというイベントです。また、コークで捨てられた犬、虐待された犬、不当に扱われた犬の世話をするボランティア ネットワークのCork DAWGも支援しています。
これらの活動に情熱を注ぐ理由:「昨年に精巣がんと診断された私にとって、Movemberは重要です。このようなことが起こったときに重要なのは情報です。Movemberでは、手術を受ける際の選択肢、手術後の見通し、手術後3~6か月後の状態など、あらゆる情報をわかりやすい英語で説明してくれました。女性は乳がんや乳房のチェック方法に関する豊富な情報が得られますが、精巣がんについてはそうではありません。男性が何をすべきかを知るために、これらの問題に対する意識を高める必要があります。」
「私の家族は全員犬好きで、ずいぶん前にCork DAWGを通じて犬の里親になりました。車の下で見つかったフレディという犬の里親となったのですが、1週間もすると私のベッドに飛び込んでくるようになりました。その後、ジャック ラッセル テリアのサムと出会い、初めての週末には私の膝の上に座るようになりました。犬を飼い愛情を注ぐと、元気や愛情は返ってきます。Cork DAWGは、すべての犬にセカンド チャンスを与えるために全力を尽くしている素晴らしい組織です。」
支援する理由:「恩返しをすると、それ以上のものが返ってきます。必ずしも自分のためになるとは限りませんが、良いことをすると良いことが起こり、私たちに希望を与えてくれます。それは本当に大切なことです。」
Chriselna Welsh、F5フィールド マーケティング マネージャー(南アフリカ)
支援している団体:Dullstroom Bird of Prey & Rehabilitation Centre。この団体では、負傷した猛禽類をリハビリして自然の生息地に放ち、猛禽類という種の認知度を高める活動を行っています。
この活動に情熱を注ぐ理由:「私は幼い頃から鳥に興味があり、さまざまな種類を見分けることができます。これが趣味となり、野外で大型の猛禽類を探して過ごすことが多くなりました。鳥たちの生息地や性質、狩りの仕方などに興味を持ち、もっと知りたいと思うようになりました。身近な野生動物を大切にし、次の世代に残していくことは私たち人間の責任でもあります。猛禽類の保護は、多くの生態系とその機能の持続性に不可欠です。猛禽類を守れば、他の多くの種も末永く保全することができるのです。」
支援する理由:「恩返しの大切さは、あなたの周りにいる人々だけでなく(私の場合は動物ですが)、かなり大きな範囲にまで広がります。恩返しをするということは、自分の地域社会や次の世代に良い影響を与えることができるということなのです。」
詳細については、F5 Global GoodのWebページをご覧ください。