F5のアプリケーション配信およびセキュリティプラットフォームがAIワークロードを確実に守るためにデータ漏洩の検知と防止機能を導入

• AIを活用した新機能が機密データをリアルタイムで守り、不正な漏洩を防いでコンプライアンスを強化します。
• F5アプリケーション配信およびセキュリティ プラットフォーム（ADSP）は、暗号化トラフィックの高度な可視化機能を導入し、シャドーAIからの防御を強化します。 
• 強化されたF5 AIゲートウェイは、インラインでのデータ分類とポリシー実施を実現し、新たに出現する大規模言語モデル（LLM）の脅威から保護します。

シアトル – F5（NASDAQ: あらゆるアプリとAPIの配信およびセキュリティ保護で世界をリードするF5は、本日F5アプリケーション配信およびセキュリティプラットフォーム（ADSP）向けの新たなAI駆動機能を発表しました。 これらの更新により、組織は機密データを確実に保護し、AI活用型アプリケーションの管理に役立つ高度なツールを手に入れます。拡充したF5 AI Gatewayの機能でデータ漏洩を防ぎ、最先端のAIによるデータ保護を実現します。 さらに、F5 BIG-IP SSL Orchestratorの新機能では、通信中の暗号化データを正確に分類し守ると同時に、許可されていないAI利用をブロックします。

F5 ADSPは、AIを活用したアプリケーションを含むあらゆるアプリケーションのセキュリティと配信を実現し、ハイブリッド マルチクラウド環境の複雑さや常に変化するセキュリティとパフォーマンスの課題に応える業界で最も進んだソリューションです。 これらの強化機能は、AIアプリケーションを安全に最適化、拡張、管理できるようにし、最新のAI主導インフラストラクチャを守るというF5の約束を改めて示します。

現代のデータ保護の課題に応える

企業がAIやハイブリッドクラウド技術を導入する中で、機密性の高い個人情報は暗号化されたトラフィックや許可されていないAIツールを通じて移動し、セキュリティの盲点が生まれています。 従来のセキュリティ対策では、この複雑な環境からのデータ流出を検知・防止することが難しくなっています。 F5は、どんな規模の組織でも重要なコンプライアンスとセキュリティの目標を達成できるツールを提供し、この課題に対応しています。

• 暗号化およびAI駆動のトラフィックに対し、リアルタイムでデータ漏洩を検出・分類し、確実に阻止します。
• 不正なAI利用（シャドーAI）や機密情報の漏洩リスクを防ぎます。
• セキュリティとコンプライアンスを確実に守るために、アプリケーション、API、AIサービス全体に一貫したポリシーを適用してください。

「今どきの役員会議で最大の対立は、AIの導入を急ぐことと企業データを守る義務のどちらを優先するかです」とF5の最高イノベーション責任者クナル・アナンドは言います。 「そのどちらか一方を無理に選ばせるのは間違いです。 私たちはそうした選択を不要にします。 暗号化されたAIの対話を詳細に可視化することで、リーダーはデータ漏洩を防ぎAIの利用を管理する権限を手に入れます。これにより、CISOは単なる管理者から安全なイノベーションを推進する主導者へと変わるのです。」

F5 AIゲートウェイの最新機能と性能強化

データ漏洩の検出と防止機能を、今四半期後半にF5 AI Gatewayへ導入します。これは、F5が最近取得したLeakSignalの技術が基盤です。 この機能は、AIのプロンプトや応答を解析し、機密性の高い個人情報を識別します。そして、お客様が設定したポリシーに基づいてデータの加工、遮断、記録を行います。

このAIデータ保護技術を統合し、継続的に開発することで、F5は転送中のデータを詳しく検査し、ネットワーク外に機密情報が出る前にポリシーを適用して守ります。 これにより、ハイブリッドおよびマルチクラウドの導入におけるコンプライアンスを簡単にし、リスクを抑えられます。

主な新機能をご紹介します:

• AIとの対話中に機密性の高い個人情報をリアルタイムで検出します。
• AI環境に入る機密データを保護・編集し、承認された環境から出る前にデータを確実に守るためのポリシーを実施します。
• SIEMツールと連携した詳細なレポートと監査ログをご提供します。

私たちはAIシステム利用時の機密データ漏洩といったリスクを直接解決し、組織がコンプライアンス要件を確実に満たせるよう支援します。

F5 BIG-IP SSLオーケストレーター、AIに伴うリスク管理へ対応を拡大

シャドーAIがもたらすリスクに対応するために、F5はBIG-IP SSL Orchestratorを強化し、暗号化トラフィックのリアルタイム可視化によるAIデータ保護を実現します。 この方法により、組織は不正なAIの利用や転送中の機密情報の共有を検出・分類・遮断しながら、承認済みトラフィックを許可し、企業が受け入れるAI技術の利用をきちんと管理できます。 幅広い規模の暗号化トラフィックを復号してAIデータの動きを徹底的に把握し、パフォーマンスを落とすことなく検査を強化。監査や調査用の集中ダッシュボードやレポートも提供します。提供開始は2025年後半を予定しています。

サポート資料

• ブログ: F5 AIゲートウェイがデータ漏洩の検知と防止を提供
• ブログ： シャドウAI： あなたの企業に潜む見えないセキュリティリスク
• ブログ： F5のAI投資は作業負担を軽減し、セキュリティを強化するなど多くの成果を生み出しています
• ブログ: AIの加速: F5が牽引する業界最先端のAI革新を深掘りします
• リソース: AI加速の詳細