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F5の柔軟な利用モデルが、多様なADCライセンス オプションを提供

Alex Andrews サムネール
Alex Andrews
Published March 16, 2023

組織の成功を支えるためには、何種類のライセンス モデルを必要とするのでしょうか。最適な成長を計画するには、複数の選択肢がある方が良いと言う人もいます。ITソリューションを選定し、導入する際、組織は、そのときどきの要件に柔軟に対応できる、一連の利用モデルを必要とします。近年の市場では、Application Delivery Controller(ADC)サービスがサブスクリプションのみのモデルでの提供へと移行し始めています。このモデルは一部の購入者にとって利点がありますが、F5では、さまざまなお客様にサービスを提供する最善の方法は、お客様のネットワーキングや取得のあらゆる要件をサポートする幅広いライセンス オプションをご用意することだと考えています。

市場の他のADCベンダーと異なり、F5では、永久ライセンス、期間サブスクリプション、Flex Consumption Program(FCP)という全社規模の契約、従量課金制など、お客様ごとのニーズに最適な、幅広い購入オプションをご用意しています。お客様からは、ADCに限らず、F5の製品やサービスを利用するための多様なライセンス オプションを望んでいるというご意見を頂いており、当社は、お客様がビジネスに最も効果的な方法で当社のサービスを購入していただけるように取り組んでいます。さらに、F5はパートナー様と再販業者様を尊重し、当社のソリューション オプションに、F5の事業運営に影響する変更があった場合は、合理的な期間内にお知らせするよう努めています。

F5のライセンス オプション

  永久ライセンス 期間サブスクリプション Flex Consumption Program(FCP) 従量課金制/PAYG
コミットメント ソフトウェア サイクル全体にわたるライセンス使用権 1~3年間の製品ベースのコミットメント 3~5年間の金銭的コミットメント コミットメントの必要なし
対象製品分野 導入可能なソフトウェア 導入可能なソフトウェアおよびSaaS/Managed Services 導入可能なソフトウェアおよびSaaS/Managed Services 導入可能なソフトウェア
対象製品
メンテナンスおよびサポート ライセンス料金に含まれない 込み 込み 込み
CapEx/OpEx 通常はCapExに計上 通常はOpExに計上 通常はOpExに計上 通常はOpExに計上

永久ライセンス

永久ライセンスは、お客様に、ソフトウェア サイクル全体にわたり(通常、数年間)、ライセンス使用権を付与するものです。永久ライセンスのお客様の多くは、ランレート運用(3年超)やその他の既知の容量ニーズに対するコストの最適化や、CapExの減価償却要件を満たす購入ソリューションを求めています。より長期の導入方法を求めるお客様が、永久ライセンスによる購入を希望する傾向があります。

期間サブスクリプション

期間サブスクリプションは、お客様に、特定の製品(または製品セット)を1~3年の間であらかじめ規定された期間、使用するライセンスを付与するものです。この購入プログラムは、特定の製品を、特定の期間、特定の利用率で使用することを希望するお客様や、ソフトウェアのニーズが予測可能で1~3年間利用することが確実なお客様、さらにアーキテクチャの変更(クラウド移行、ソフトウェアからハードウェアへの変更など)を段階的に進めているお客様に適しています。期間サブスクリプションの費用は、会計目的上、通常はOpExに分類されます。

Flex Consumption Program

Flex Consumption Program(FCP)は、F5のこの分野の主力購入プログラムであり、お客様に、F5の一連の製品およびサービスを利用する権利を付与するものです。FCPはお客様に次のメリットをもたらします。

  • 1つの契約に署名するだけで、導入可能なソフトウェア、ハードウェア、SaaS、Managed Servicesを含む、FCPポートフォリオのすべてのF5製品を利用できる
  • オンデマンドでF5製品のセルフライセンスを取得できる
  • F5のセキュリティとアプリケーション デリバリのソリューションを、複数のクラウドにわたり、簡単に導入し、移行できる
  • ビジネス ニーズの変化に応じて、別の製品やサービスに容易に移行できる
  • 年間予算の保護、予測可能性の向上、初期資本コストの削減、遡及的な請求の防止により、安心感を得ることができる

FCPは、F5ポートフォリオ内の他の製品を試したいお客様にも適しています。お客様は、1つの契約に署名するだけで、2つの資金プールを、1つは導入可能なソフトウェア(スケジュールA)に、1つはSaaSおよびManaged Services(スケジュールB)に割り当てることができます。お客様は、各スケジュールで支払った費用をそのスケジュール内のどの製品またはサービスにも使用でき、必要に応じてそれらをスピンアップすることもスピンダウンすることもできます。例えば、スケジュールAに割り当てた資金で、FCPポートフォリオ内のF5の導入可能なソフトウェア製品を利用することができます。

FCPの費用は、会計目的上、通常はOpExに分類されます。

従量課金制

当社のCloud Service Provider Program(CSPP)では、AWS、Azure、Google Cloudなどのパブリック クラウド マーケットプレイスで1年、複数年、従量課金制のオプションを提供しています。お客様は、お使いのパブリック クラウド マーケットプレイスで利用できるインスタンス構成をスピンアップして、シンプルな調達、柔軟な価格モデル、コンシェルジュ サービス、カスタマ サクセス サポートをご利用いただけます。

CSPPは、次のメリットを期待しているお客様に適しています。

  • クラウド プロバイダとの間で定めた利用条件を満たすこと
  • 価値創出までの期間の短縮
  • 契約の標準化による、調達の簡素化
  • ツールをすぐに利用できること

まとめ

F5では、お客様のビジネス モデルやIT要件に最も適した最大限の選択肢を提供できるように、ライセンス構造を設計しています。ADCの選択と導入の方法に関しては、マルチクラウド、コロケーション、オンプレミスのいずれでも、F5はライセンス ポートフォリオ全体にわたり適応型アプリケーション機能を提供し、特別なデジタル エクスペリエンスを安全に実現します。当社の製品ポートフォリオライセンス オプションの詳細は、f5.comをご覧ください。

当社のさまざまな柔軟なライセンス オプションの中からお客様のビジネス ニーズに最も適したものを見極めるには、F5のアカウント担当者までお問い合わせください