BIG-IP Next Virtual Edition

場所を問わずに利用できる、シンプルで安全性と拡張性に優れたアプリケーション サービスです。

ハイブリッドおよびマルチクラウド アプリケーション向けの次世代アプリケーション サービス

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運用の簡素化と自動化の強化

複雑さが随所に存在するマルチクラウドの環境において、簡素化の機会は非常に限られています。BIG-IP Next VEは、不要な複雑さを取り除いて日常の運用を合理化し、お客様が本当に重要なこと、つまりアプリケーションに注力する時間を増やせるよう支援します。

  • ポリシーの作成と導入の合理化:宣言型APIと、包括的な専門知識が不要の構成テンプレートを活用して、アプリケーション サービスを迅速かつシームレスにプロビジョニングできます。
  • 自動化の強化:BIG-IP Next VEを既存のCI/CDプロセスに統合することで、アプリケーション サービスを自動的にプロビジョニングして、極めて動的なエコシステムでも構成を最新の状態に維持できるようになります。
  • 迅速なソフトウェア アップグレードとパッチ:BIG-IP Next VEソフトウェアのメジャー アップグレードでも、わずか10分で行うことができます。マイナー パッチの適用は、アプリケーション トラフィックを通過させながら完了できます。

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業界トップクラスのパフォーマンスとスケール

アプリケーションが利用できない、またはパフォーマンスが低下することは、今日の急速に変化するデジタル環境では決して許容されるべきではありません。BIG-IP Next VEは、データ プレーンとコントロール プレーンで他の追随を許さないパフォーマンスを実現するため、ユーザーは常に高品質で低レイテンシのアプリケーションを体験できます。

  • 業界トップクラスのデータ プレーン パフォーマンス:最も需要の高いアプリケーションをサポートし、ユーザーに対するアップタイムを最大化するために、コスト効率よく拡張します。
  • 卓越したコントロール プレーン スケール :最も複雑で動的なアプリケーションを、確実にサポートできるよう、最大のパフォーマンスと回復力を備えたコントロール プレーンで支援します。
  • ハードウェア オフロード:暗号処理などのCPU集約型タスクのパフォーマンスを向上させるため、これらの処理を高性能なハードウェア コンポーネントにオフロードし、効率を最大化します。

製品の概要

BIG-IP Virtual Editionのグラフ

BIG-IP Next VEとBIG-IP Next Central Manager

高度なセキュリティ ポリシーとトラフィック ルーティングはBIG-IP Next VEで適用される一方、これらのBIG-IP Next VEインスタンスを一元管理するためのインタフェースはBIG-IP Next Central Managerです。追加コストなしで提供されるBIG-IP Next Central Managerでは、BIG-IP Nextフリート全体のあらゆる側面をすべて一か所で管理できます。

アプリケーションがどこに導入されているかを問わず、高度なパフォーマンスとセキュリティを備えたL4~7アプリケーション サービスを提供します。

任意の導入されているBIG-IP Nextインスタンスを一か所で管理、自動化、監視できます。

コア機能

BIG-IP Next VEでは、BIG-IP Nextハードウェア導入環境と同じ包括的なアプリケーション サービス スイートを利用できます。具体的には、ローカルおよびGlobal Server Load BalancingからWebアプリケーションのファイアウォール保護(WAF)に至るまでのアプリケーション サービスを利用できるほか、定期的に機能が追加されます。

拡張性に優れた、すぐに自動化できる次世代のアプリケーション デリバリ サービスで、アプリケーションの可用性を確保します。

WebアプリケーションとAPIに対する最新の脅威を軽減すると同時に、セキュリティ チームと開発チームの日常業務を合理化します。

アクセスをコードとして管理することで、アクセス制御を自動化し、アプリがどこに展開されていてもアクセスのセキュリティをより簡単かつ迅速に実現します。

暗号化されたトラフィックの可視性とオーケストレーションを最適化して、暗号化された脅威に対する対策を簡素化およびモダナイズします。

プラットフォームのサポートと統合

プライベート クラウドのサポート

BIG-IP Next Veを活用して、専用のプライベート クラウド環境内でアプリケーションの可用性とセキュリティを確保します。

ハードウェア オフロードの統合

TLS/SSL暗号処理をIntel Quick Assist Technology(QAT)にオフロードすると、パフォーマンスの大幅な向上、コンピューティング リソースの負担軽減、総所有コストの削減につながります。

 

近日提供

これまで使用してきた、信頼できるアプリケーション サービス スイートを再利用して、必要に応じていつでも自由にアプリケーションを導入できるようになります。以下の環境でのBIG-IP Next VEのサポートは現在開発中であり、まだサポート対象とはなっていません*。

*以下の環境でのサポートが予定されていますが、F5が将来的にこれらの環境それぞれでのサポートを保証するものではありません。

リソース