F5の次世代アプリケーション デリバリ ソフトウェアの中核であるBIG-IP Next Local Traffic Manager(LTM)は、ネットワーク トラフィックの管理を最適化および合理化して、アプリケーションの可用性、セキュリティ、信頼性が常に維持されるようにします。
アプリケーションごとに違いはありますが、管理やメンテナンス方法をそのたびに一から構築し直す必要はありません。アプリケーション管理、メンテナンス、デプロイを迅速、かつ反復可能で一貫性のあるプロセスにすることで、運用効率が高まります。iRulesやアプリケーションテンプレートなどのツールを活用すれば、チームの負担を軽減し、アプリケーションを常にオンラインで最適なパフォーマンスに保つことが可能です。
ユーザー エクスペリエンス全体を保護するために、クライアントからサーバに送信されるすべてのデータを暗号化できます。インバウンド トラフィックとアウトバウンド トラフィックの優れた可視性と業界トップクラスのTLS/SSLパフォーマンスによって、顧客データのセキュリティを確保できるとともに、最大限の多用途性でアプリケーションのニーズに応じて暗号制御を行うことができます。BIG-IP Next LTMはまた、大規模にスケーリングできることから、DDoS攻撃も防御します。さらに、BIG-IP Next LTMが提供するICAPサービスを利用して、データ損失防止やウイルス対策を統合することもできます。
BIG-IP Next LTMは、クライアントとホストの間に配置され、グループを指す事前設定された仮想サーバを経由してデータ センターに出入りするトラフィックを管理します。これにより、ネットワーク トラフィックを制御し、サーバのパフォーマンス、セキュリティ、可用性に応じて最適なホスト先を選択できます。BIG-IP Next LTMは、rSeriesとVELOSの次世代システムならびにVirtual Editionに導入することができます。
F5 rSeriesファミリのアプリケーションとVELOSシャーシは、どちらもF5 BIG-IP Nextソフトウェアを実行するための強力な専用ハードウェアです。
さまざまなクラウド環境と仮想環境に導入して、ハイブリッド アプリケーションやマルチクラウド アプリケーションをサポートし、F5ハードウェア上で動作するBIG-IP Nextと同じ機能を活用できます。
BIG-IP Next LTMは、25年以上にわたるセキュアなアプリケーション デリバリの専門知識を基に、重要なアプリケーションに対する拡張性と可用性を強化し、今日と未来のワークフローに対応するよう最適化されています。
L4~7のトラフィックをリアルタイムで制御して、アプリの可用性を維持します。
宣言型APIを使用して効率的にサービスを自動化します。
トラフィックの需要への対応を最適化して、アプリケーションをオンライン状態に維持します。
iRulesやアプリケーション テンプレートなどのツールを保存してステージングすることで、迅速で反復可能な導入を可能にします。
進化する脅威の状況に遅れることなく対処できます。
きめの細かい可視性と分析により、トラフィック管理を強化できます。
BIG-IP Next LTMをF5の次世代システムに導入すると、F5 BIG-IP Nextソフトウェアをホストするための、拡張性に優れた完全自動化対応プラットフォームを構築できます。
BIG-IP Nextがグローバル スケールおよびローカル スケールでアプリケーション デリバリに変革をもたらす仕組みをご紹介します。