プラットフォーム運用チームとは、Dev、DevOps、SecOps、そして(場合によっては)NetOpsの各チームに、それぞれの業務を行うために必要なものを提供するプラットフォームのキュレーション、保全、接続、保護を担当するチームです。
プラットフォームとは、さまざまな機能を実行するためにエンジニアリング チームが利用するテクノロジの集合体であり、そのすべてが計算処理能力とテクノロジ/ソフトウェア スタックに依存しています。クラウド コンピューティングとクラウドネイティブ アプリケーションの時代が到来し、すべてのチームが、コア コンピューティング、ストレージ、ネットワーキング機能だけでなく、アプリケーションを構築して提供するためのツールも提供する1つのプラットフォームを利用しています。
ますます多くのテクノロジがクラウドに移行する中、プラットフォーム運用は、組織全体のネットワーキングや組織全体のセキュリティといった中核機能の提供にも密接に関わっています。(注:これは、Kubernetesの台頭に伴い、一時的なインフラストラクチャで主要な機能の多くがAPI経由で仮想化され、提供されるようになったためです。)
APIはプラットフォーム アプローチの鍵です。クラウド環境のサービスとマイクロサービスは、汎用通信レイヤとしてAPIを使用します。APIではこれまで、内部通信と外部通信の境界が定められていましたが、今やクラウド コンピューティングとKubernetesによって、内部アプリケーションもAPI経由で通信します。プラットフォーム運用チーム同士が連携してインテリジェントなAPI管理・提供戦略を構築し、実施することは、Dev、DevOps、SecOps、NetOpsなどの他のすべてのチームの業務の安全性と生産性を上げることにつながります。
F5 NGINXは、パフォーマンス、信頼性、セキュリティ、拡張性を備えたアプリケーションとAPIを構築するために必要な中核となる一連の製品を提供しています。プラットフォーム運用の詳細については、NGINXブログの「すべての企業にプラットフォーム運用チームが必要な理由」をご覧ください。