Least Connection(リースト コネクション)とは、サーバのロードバランシング(負荷分散)で用いられるアルゴリズムのうち、サーバの負荷に応じて動的にリクエストを割り当てていくアルゴリズムの1つです。接続しているコネクション数が少ないサーバを優先して、ユーザからのリクエストを割り当てていきます。日本語では「最小接続」等と訳されます。
ロードバランシングのリクエスト振り分けアルゴリズムとしては、他にも以下のものが存在されています。
リースト コネクションは、サーバの負荷を均等に近づけることができるため、ロードバランシングの効率を高められます。なおレイヤ7ロードバランシングを利用すれば、HTTPヘッダやクッキー、リクエストに含まれるパラメーター等を元に、さらにきめ細かい負荷分散を行えます。
F5ではこのようなロードバランシングを行う製品として「F5 BIG-IP Local Traffic Manager」を提供しています。