インターワーキング機能(IWF)は、MAPベースのインターフェイスとDiameterベースのインターフェイス間など、2Gおよび3Gネットワーク要素と4G LTEネットワーク要素の接続と通信を可能にするゲートウェイとして機能します。この接続は不可欠であり、これがなければ、通信サービス プロバイダ(CSP)は、LTEネットワークを構築する際に、従来のインフラストラクチャとシステムを完全に置き換えなければなりません。
CSPがDiameterプロトコル接続を備えた新しいIMSまたはLTE要素をコア ネットワークに導入する場合、従来の世代や提供元のベンダーに関係なく、これらの要素が他のネットワーク要素と直ちに統合され、適切に連携する必要があります。IWFによって、新旧のネットワーク要素が確実に統合され、相互にシームレスに接続できます。
SDC Diameter Gatewayは、新旧のネットワーク要素間の接続を可能にし、さらにローミングでの相互接続もサポートします。これらの機能は、既存のインフラストラクチャ投資を維持し、収益源を開拓するための鍵となります。
SDC Diameter Gatewayは、モバイル ネットワーク内のSS7要素や、従来のネットワーク要素をまだ使用しているパートナーとのローミング シナリオなど、すべてのDiameterベースのノードと従来のノードの間でシームレスな接続を実現します。SDC Diameter Gatewayは、SS7に加え、幅広いメッセージ指向プロトコル(RADIUS、HTTP/SOAP、LDAP、GTP、JMSなど)をサポートしています。Diameter Gatewayは、50を超える既存のDiameterインターフェイスをすべてサポートし、新しいインターフェイスもシームレスにサポートします。
Diameter Gatewayは、Diameterロード バランサ、Diameter Routing Agent(DRA)、Diameter Edge Agent(DEA)などを含む、F5の包括的なDiameterシグナリング製品の一部です。