強制ブラウジングとは、Webページにアクセスする際に、公開されたページからリンクをたどるのではなく、アドレスバーに直接URLを入力することで、Webサイト側では公開するつもりのないディレクトリやファイル等へのアクセスを試みる、という攻撃です。非公開のディレクトリやファイルのパスを調べる方法としては、以下の方法があります。
強制ブラウジングを防止するには、ディレクトリ リスティング機能を無効にする(Apacheの場合には「http.conf」の「Indexesオプション」を削除する)、公開するHTMLファイルのコメントを削除する、Webアプリケーションがアクセスできる範囲を限定する、等の対応が必要です。なおこのような攻撃は、Webアプリケーション ファイアウォール(WAF)の活用で防御しやすくなります。F5はWAF機能を実装した製品として「F5 BIG-IP」を提供しています。