F5ネットワークス、Shape Securityを買収し、 アプリケーションセキュリティを改革

※本資料は2019年12月19日に米国にて発表されたニュースリリースの抄訳版です。

• Shape Securityはサイバーセキュリティ企業で、オンラインシステムの不正利用やオンライン詐欺に対する防御や保護における業界のリーダーです。自動化された攻撃、ボットネット攻撃、F5ネットワークスのアプリケーションに対する標的型攻撃からお客様を保護します。
• 本戦略的買収によりF5の成長は加速され、セキュリティ業界においてF5の対応可能な市場が２倍となります。

F5 Networks, Inc（本社：米国ワシントン州、NASDAQ：FFIV、以下「F5」）は本日、サイバーセキュリティ企業の Shape Security （本社：米国カリフォルニア州）の未公開株全株式を現金約10億ドルで買収する基本合意に達したと発表しました。なお、買収完了は、所要の競争法規制当局のクリアランスの取得等を条件とし、完了時期は2020年第1四半期を見込んでいます。

Shape Securityは、ボット攻撃、オンライン詐欺、不正に対する洗練されたセキュリティサービスを用いて、大手銀行、航空会社、小売企業に加え、政府機関を保護しています。Shape Securityは、クラウドベースの強力なアナリティクス、人工知能（AI）、機械学習を活用し、通常のセキュリティでは検出不可能な脅威から企業を守る先進的なプラットフォームを構築しました。特に、サイバー犯罪者がユーザーアカウント情報の流出を悪用し、自動で様々なオンラインサービスに不正アクセスを試みるクレデンシャルスタッフィング攻撃に対する保護を強みとしています。

本買収は、マルチクラウド環境におけるアプリケーションの保護というF5の専門性とShape Securityの詐欺、不正に対する防御能力を統合し、アプリケーションセキュリティに変革をもたらします。F5とShape Securityは包括的なエンドツーエンドのアプリケーションセキュリティを提供し、オンライン詐欺による金銭的被害、風評被害、主要なオンラインサービスに対する混乱といった潜在的な危機から企業を守ります。

本買収によって、F5の製品群、及び総収益の成長速度が加速され、ソフトウェア、そしてSaaSを基盤としたビジネスモデルへの移行スピードが速まり、2020会計年度におけるF5のソフトウェアサブスクリプションのサービス群もより充実する見込みです。

F5ネットワークスについて

F5ネットワークスは世界の大手企業やサービスプロバイダー、政府、消費者ブランドがすべてのアプリケーションをどこでも安心・安全・自由に活用できるよう、クラウドやセキュリティ・アプリケーション・サービスを提供しています。スピードと管理性を犠牲にすることなく、お客様が自由にインフラストラクチャーを採用することができます。F5ネットワークスやパートナー企業、テクノロジーに関する詳細は以下のリンクをご参照ください。

ホームページ　https://www.f5.com/ja_jp
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