救急車から商業地域の都市計画法まで、住民が連邦政府、州政府、地方自治体から受けるサービスは必要不可欠であり、大きな影響力があります。サービスの品質と効率を高めるために、政府機関はプログラムとプロセスをモダナイズするデジタル アプリケーションを導入して運用しています。公共機関は、機能を拡張し、住民に良い結果をもたらすためにクラウドベースのアプリケーションの採用を急いでいます。
住民は、最も重要ないくつかの義務を果たすために、政府が運用するアプリケーションを利用しています。例えば、課税年度2021年には、米国の納税申告書の91%以上が電子申告でした。潜在的利益をもたらす個人と財務に関する膨大な住民データを保管している公共機関は、サイバー犯罪者の格好の標的の1つです。2021年に発生した2,700件以上の公共機関のデータ侵害インシデントの81%が、システムへの侵入、その他のエラー、あるいは基本的なWebアプリケーション攻撃によるものでした。
クラウド プロバイダのほとんどのセキュリティ認定を取得しているAzureは、機密性の高い住民データを処理する多くの公共機関アプリケーションを支えています。NGINXのアプリケーションの俊敏性とパフォーマンスを、F5のAdvanced Web Application Firewall(WAF)テクノロジと組み合わせることで、政府機関はF5 NGINX App Protectを使用してAzureアプリケーションを保護して侵害防止対策を強化できます。
連邦政府、州政府、地方自治体は、資格を検証し、基本的なサービスの提供を管理するためにアプリケーションを利用しています。こうしたアプリケーションは住民にとって便利な半面、不正行為を許す恐れがあります。カリフォルニア州当局は、COVID-19のパンデミック中に行われた失業保険詐欺で11億ドル以上を回収したと報告しています。攻撃者は、個人情報の窃盗や、誤った資格情報でシステムに過剰な負荷をかけるボットの使用など、無数の方法を使用して、税金で賄われる制度から金銭を吸い上げます。
政府機関は、フルマネージドのサーバーレス分散データベースであるAzure Cosmos DBを使用して、失業保険や公的年金などの必要不可欠なサービスを安全かつ正確に提供する高性能アプリケーションを開発することができます。AIを活用したF5 Distributed Cloud Bot Defenseは、住民のユーザー エクスペリエンスの満足度を低下させることなく、不正行為を働くボットを阻止することによって、Azureアプリケーションの保護を強化できます。
先日終了したパイロット プログラムでは、教育省、NASA、全米科学財団、中小企業庁がMicrosoft Teamsを使用して、省庁間のカレンダー共有を行い、リアルタイムのチャット機能を利用しました。省庁間の連携が進むことで、公共機関の業務効率が向上し、革新的な研究を促進することができます。
連邦政府機関ではAzure Virtual DesktopからAzure Synapse Analyticsまで、多くのAzureソリューションを活用していますが、各部門が他の省庁の情報を利用できれば、貴重なインサイトを集め、プロセス改善の可能性を特定できます。F5とMicrosoftが共同開発したF5 NGINX as a Service for Azureは、省庁間の連携の強化によりトラフィック需要が増加する可能性に対処するために、業界をリードするロード バランサを適用して政府機関のアプリケーションのパフォーマンスを最適化します。
F5は、基本的な公共サービスを促進するAzureアプリケーションを支えるため、業界をリードするセキュリティおよびパフォーマンス ソリューションを提供しています。F5により、公共機関は住民データを保護し、不正行為を防止し、省庁間の連携を推進しながら、Azureへの投資から多大な価値を引き出すことができます。
Azure Marketplaceで入手可能なF5ソリューションは、既存のAzure環境にすばやく統合し、簡単に管理できます。F5の柔軟な利用モデルにより、公共機関はより短時間で価値を実現できます。
詳細については、https://www.f5.com/partners/technology-alliances/microsoft-azureをご覧ください。