マルチクラウド ネットワーキングによる、分散環境のアプリケーション デリバリの最適化

現代のアプリケーション アーキテクチャは、ますます複雑さを増しています。分散環境にアプリケーションをまとめて導入し、優れたパフォーマンスと堅牢な相互運用性を確保することは、簡単なことではありません。F5とRed Hatが、オープン ソース、ハイブリッド クラウド、自動化の将来に向けて、これらの課題を解決するための新しいソリューショを協力して構築している理由はそこにあります。私たちがイノベーションを通じてお客様の課題をどのように解決していくかを詳しく知りたい方は、Red Hat Summit（5月23～25日、ボストン）にご参加ください。現地でエキスパートがお待ちしています。

F5とRed Hatは、クラウド ネットワークとアプリケーションの接続と保護を容易にするため、協力して取り組んでいます。アプリケーション デリバリがCDNや単一のクラウドから分散クラウド アーキテクチャに移行するにつれ、NetOps、SecOps、DevOpsチーム全体のセキュリティとパフォーマンスの管理は、ますます複雑になっています。F5のアプリケーション戦略状況レポートによると、44％の組織が4つ以上の導入環境を利用しており、大部分は少なくとも2つの環境を利用しています。このことが以下のような新たな課題を生み出し、組織は対応を迫られています。

• 相互運用性と可視性の制約
• 不十分なアプリケーション間通信
• 複数のツールによる管理の複雑さ
• アプリケーションの保護とコンプライアンスの維持が難しいこと
• 異なるプラットフォームが複数あることによる、開発期間の長期化

Red Hat OpenShiftは、コンテナ化されたアプリケーションの構築と導入をあらゆる環境で大規模に行うための共通のプラットフォームを提供することで、マルチクラウドの複雑さを低減する重要なコンポーネントです。これにより、開発者がイノベーションを起し、アプリケーションを本番環境に迅速に導入することが容易になります。しかし、アプリケーション デリバリとパフォーマンスを最適化するための複数のクラウド ネットワークにわたる可視化は、課題として残っています。さらに、多様な環境全体でアプリケーションに一貫したセキュリティ ポリシーを適用することも難しくなり、リスクが高まる恐れもあります。

F5 Distributed Cloud Servicesは、Red Hat OpenShiftに対して、F5とRed Hatのそれぞれの分野の専門技術に裏付けられた高い相互運用性がベンダーによって検証されています。F5は、パブリック クラウド、エッジ サイト、データ センタ全体にわたってセキュリティ機能を追加し、アプリケーションとAPIを接続して保護します。F5とRed Hatによる導入は、集中管理、組み込みの保護機能、エンドツーエンドの可視化により、パフォーマンスを向上させ、生産性を増大し、複雑さを低減します。